英語がわからない!だけど税関連の書類の手続きなどで電話しないといけない!
そんなときに便利なのが、オーストラリア政府が提供する電話通訳サービスTIS National(電話番号:131450)。
無料で、しかも24時間利用できるよ
今回はそのTIS Nationalについて簡単に説明します。
オーストラリアの電話通訳サービス(TIS)とは?
TIS(Translating and Interpreting Service) Nationalは、オーストラリア政府が提供する通訳・翻訳サービスです。英語を母語としない人々が、政府機関やその他のサービスとコミュニケーションを取る際の言語サポートを行っています。
日本語含め150以上の言語に対応し、病院、学校、政府機関などの公的機関での通訳を即座に提供してくれます。
サービスの利用可能時間
- 24時間365日対応:TIS Nationalは、年中無休・24時間体制でサービスを提供しています。
24時間対応なので、何か夜に病院に電話する必要がある際などでも利用できます。
どこで使える?
以下のような公的機関で使用できます。
- 政府機関:Centrelink、Medicare、税務署(ATO)など
- 医療機関:病院、診療所、薬局
- 教育機関:学校、大学、TAFE
- 法律サービス:弁護士事務所、裁判所
- 地域サービス:図書館、コミュニティセンター
- 民間企業:銀行、保険会社、不動産業者
※あくまで公的機関のためのサービスなので個人のビジネスなどでは使えません。
例えば、オーストラリアに住んで間もない方はATO(オーストラリアの税務署)にて本人確認のリンキングコードを得るために電話をする必要がある時があるのですが、その際に使えます。
オーストラリアの電話通訳サービス(TIS)の使い方
電話番号131450に電話をかけるとどの言語か聞かれるので”Japanese”と伝えるだけです。
通訳に繋がるまでの電話の流れ
流れは以下になります。
“Please say the language you need”(必要な言語を言ってください)と聞かれるのでJapaneseと回答。初めの対応は自動アナウンスとなります。機械が判断することもあってI want to use Japaneseなどの文章にすると聞き返されることもあるようです。なのでシンプルにJapaneseと言いましょう。
言語を指定すると、英語を話すオペレーターにつながります。オペレーターは以下の情報を尋ねます。
- 氏名
- 電話番号
- 通訳を介して連絡したい組織や個人の名前と電話番号
オペレーターが適切な通訳者を探し、通話に接続します.
通訳者を介して、目的の組織や個人とコミュニケーションを取ります。
ソース:How to access an immediate phone interpreter
緊急時は先に 000(緊急時の電話番号)にかける
緊急時は英語がわからない場合でも、まずは緊急番号である 000 にかけてください。
オペレーターに対して、英語で “I need an interpreter”(通訳が必要です)と伝えると通訳につながります。 こちらも無料です。
特に生命に関わる緊急時は英語がわからなくてもまずは000にかけたのちに、通訳を依頼するようにしましょう。
緊急対応については以下の記事にまとめています。
あとがき
以上、オーストラリアの電話通訳サービス(TIS)について紹介しました。
私はこの無料通訳サービスは使ったことないのですが、英語がわからない方には無料でしかも24時間使えるので、とても助かるサービスだなと思いました。
私も、将来もし難しい用語の多い公的機関に電話する際があるなら使ってみようかなと思いました!
オーストラリアに住んでいる方の参考になれば幸いです!
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