【体験談】オーストラリアで避妊インプラント挿入!痛み・費用・施術の流れ

避妊だけでなく月経痛やPMSをやわらげる選択肢として日本でも最近注目されている「避妊インプラント」。(日本ではまだ未承認で保険適応外ですが、自由診療で受けれるところも増えてきているそうです。)

私が住むオーストラリアでは、この「避妊インプラント」の認知度は高く、周りでも同僚が入れていたりして、前からなんとなく気になっていました。

「痛そうだし、自分に合うかわかんないから、ちょっと話だけ聞いてみようかな」と思って病院に行ったところ、看護師さんに「今日すぐできるよ」と言われたので、思い切って避妊インプラントを入れてきました

施術後の腕

この記事では、実際の施術の流れや料金などを体験談をふまえシェアします。

(入れてみてからのリアルな経過は次の記事に書く予定です!)

避妊インプラントが気になってる方の参考に少しでもなれば幸いです。

目次

避妊インプラントって?

避妊インプラントは、腕にに埋め込む細くて小さな棒です。

見た目ではほとんど分からず、触ると「ここにあるな」と分かるくらい。
この棒から黄体ホルモンが少しずつ出て、排卵を抑制し、妊娠を防いでくれます。

インプラントの種類によっても有効に年数などが違うそうですが、今回私が入れたインプラント“Implanon”は3年間有効です。

避妊効果99.95%
有効年数3年(implanonの場合 *種類にもよる)

妊娠を考えるようになったら、病院でインプラントを外すことで元の状態に戻っていきます。

一度入れたら、数年間は何もしなくていいのが大きな特徴です。

・低用量ピルやミレーナとの違いをざっくり

「低用量ピル」や子宮に入れるタイプの「ミレーナ」と「避妊インプラント」の違いを大まかに比較してみます。

項目低用量ピルミレーナ避妊インプラント
方法毎日飲む子宮に入れる腕に入れる
効果期間飲んでいる間約5年約3年
手間毎日必要ほぼ不要ほぼ不要
施術時間なし挿入に10〜20分ほど挿入は数分で完了
麻酔含めると15分程度
痛みなし人によるほぼなし
血栓リスクややあり低い低い
生理変化軽くなる人もかなり減る人多い人より不規則に

私が避妊インプラントを選んだ理由

ピルは毎日飲む必要がありますが、インプラントは数分の施術で入れるだけで3年間効果が続きます
飲み忘れの心配がないのと、成分が少し違うので血栓症リスクが比較的低いとされています。

また、子宮に入れるタイプのミレーナも検討しましたが、外れる確率は低いとはいえ、万が一外れた際に気づけないリスクがあるのと、人によっては生理痛のような痛みを感じることが多いという話を聞いたため、挿入部分の傷口が治った後は痛みを感じない避妊インプラントにすることにしました。

施術当日の流れ・体験談

施術の大まかな流れとしは、

  1. 妊娠検査(尿検査):妊娠していないことを確認
  2. 挿入部位に印がつけられる
  3. 消毒
  4. 麻酔(ここが一番痛い)
  5. インプラント挿入
  6. 包帯して終了

という流れです。

ここからは、実際の体験談をシェアします。

・受付〜診察

問診票書いて少し待つと、名前を呼ばれて診察室へ。
この日は、ベテランの看護師さんと、アジア系の研修生が対応してくれました。

「避妊インプラントが気になっていて…」と伝えると、
ベテラン看護師さんに「今日すぐできるけど、やる?」とさらっと一言。

正直、心の準備はまだできていなかったので、
「自分に合うか不安で…」と伝えると、
「合うか合わないかは、本当に人による」とのこと。
生理の経血量が少なくて楽になる人もいれば、だらだらとずーっと血が出てくる人もいるそうです。

「インプラント入れたら、まずは3ヶ月間の生理周期を記録して、それを見て合ってるか判断します」と言われました。

入れてみないと分からない”なら、「いっそ入れてみるか!」と感じてくるようになり、この日にそのまま施術してもらうことにしました。

まずは妊娠検査

妊娠中はインプラント入れられないので、妊娠していないことを確認するために尿検査がありました。生理中でも関係なく、紙コップのような容器を渡されて検査します。

ちなみに私は生理2日目だったので、尿というより“ほぼ血”みたいな状態のカップを提出することに…。(生理中でもインプラント挿入できます。)

もちろん結果は陰性で、
「妊娠していないからインプラント入れてOK」と判断されてそのまま施術に進むことになりました。

(ここでアジア系の研修生は別の作業に戻ろうかとしていましたが、避妊インプラントの挿入プロセスを見たことがないそうで、“I’ve never seen it. Can I see?”と聞いてきて、彼女も一緒に同席することに。)

・麻酔&インプラント挿入

最初に腕を曲げて、ベテラン看護師さんが筋肉の盛り上がったところを確認し、その下に挿入の印をつけられます。

私は少し緊張しつつもベットに横になって、ベテラン看護師さんが避妊インプラントimplanonの中身を開けると挿入機が壊れていたみたいで、新しいのを取りに行くことに。

実際のimplanonの箱

待っている間、研修生がその挿入機をまじまじと見ていて、「うわ、この針太いよ!」とか言ってくるのでますます緊張…!

ベテラン看護師が新しいのを持ってきたところで準備が整い、挿入部分に消毒した後に麻酔が入れられます。

「麻酔は痛いけど、インプラント挿入する時は麻酔聞いてるから痛くないよ」と言われていて心の準備はできていたものの、麻酔の針が入った際、チクってして「うっ…!」ってなりました

麻酔が効くまでベテラン看護師がいろいろ話してくれて、
「このインプラントもう10年以上たくさんの人に入れてきて、女性に入れて欲しいという要望があると男性医師しかいないところではわざわざ行って入れてきたんだよ」と語ってたり、「これからバリにホリデー行くんだー」なんてマシンガントークで雑談してくれて、ガチガチに緊張していた私を和ませてくれました。

5分くらい経って看護師さんが麻酔が効いてるかどうかを針を麻酔した部分にあてて”Is it numb here?”(ここ麻酔効いてる?)と確認されました。
まだチクッとしていたのでプラスでもう少し待つことに。
2回目のチェックでもまだ少しチクッとしたので、私はどうやら麻酔が効くのに時間がかかる体質っぽいです。プラスであと何分か待ってインプラントの挿入に入りました。

麻酔が効いていたのでインプラントの挿入時の痛みは全くありませんでした。そこまで怖がらなくてよかったです笑

全部で15分くらいで終わりました。(麻酔が効きやすい人はもっと早いと思います)

最後に出血を止めるテープを貼り、その上から大きな白い絆創膏と包帯をして、終了しました。

・インプラント挿入後に気をつけること

気をつけることとしては、傷口を水に濡らさないこと重いものを持たないことを言われました。

傷口に貼る防水テープの予備をもらいました。

・避妊の効果はいつから?

生理開始から5日以内に挿入すれば挿入直後、それ以外のタイミングは挿入後7日間後から避妊効果があるそうです。

私は生理中だったのですぐ避妊効果がでますが、看護師さんからは「念の為1週間は避妊してね」と言われました。

出血量・痛みどれくらい?

2日後、包帯をして外してみたら、以下の写真のように2cmくらい?出血していました。

針が太かったのでもう少し出血しているかなと想像していたのですが、そこまでひどくなかったです。

傷口の痛みに関しても、1日目は麻酔が効いていたのと包帯を外さずに腕をまっすぐして動かさないようにしていた甲斐もあって、痛くなかったです。2日目からは腕を動かすとたまーにチクっとする感じはありましたが、生活に支障なく想像していたよりも痛みはなかったです。

また、インプラントを入れた次の日には、普段は経血量の多い生理3日目にもかかわらず、すでに生理の量がかなり減っていて、「もう効果出てる…?」とびっくりしました。生理中はよく頭痛になってたので、経血量が減るだけでもかなり体への負担が軽減されそうです。

料金はいくら?

・私が払った金額 in オーストラリア

私はメディケア(オーストラリアの保険証)が使えたというのと、先住民の村に住んでいることもあってなんと”無料”でした。(※ おそらく特殊なケースです)

他のエリアだと、メディケア保持で平均$20-30ドル(約2,000-3,000円)くらいだそうです。

効果が3年も有効でこの値段は安いと思います!料金詳細が気になる方はお住まいの病院に問い合わせてみてください。

・日本との料金差

日本だと、保険適応されないため自由診療で平均10-15万円くらいかかると言われています…!

オーストラリアとの差がかなり大きく、日本は女性の避妊や生理痛・PMSの軽減に対する選択肢の自由度がまだまだ低いように感じられました。

まとめ

今回は、オーストラリアで避妊インプラントを入れた当日の流れとや料金や選んだ理由、施術のリアルな様子をまとめました。

正直、最初は「腕に入れるってちょっと怖いかも…」という気持ちの方が大きかったですが、実際は思っていたよりずっとあっさり終わって、「これで数年間、避妊やPMSの悩みの種が減る」と思うと、気持ちがかなり楽になりました。

次の記事にて、挿入後の経過や、実際に生活してみてどうだったかについて書く予定です。

「避妊インプラント気になっているけど、ちょっと怖い」
「自分に合う避妊の選択肢を知りたい」

という方の判断材料になれば嬉しいです。

「避妊インプラントについてもっと詳しく知りたい!」という方向けに、避妊インプラントの詳細をまとめてあるニュース記事を以下貼っておきます!

CBCニュース
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