こんにちは〜!私は訳あって、日本人観光客で賑わうケアンズ(Cairns)から北西にあるコワニャマ(Kowanyama)という町に引っ越すことに。そこで、ケアンズから実際にアウトバックドライブを経験したのでその時の様子をまとめてシェアします。
「アウトバックって何?」という方は以下の記事も併せてご覧ください。
Youtubeにもアップしていますので、ドライブの様子を動画で見たい方は以下をご覧ください。
この記事が参考になる人
オーストラリアでロードトリップする人やファームエリアで働く予定のある人、アウトバックに興味のある人などの参考になれば幸いです。
ドライブのルート
ケアンズからコワニャマまでの詳しいルートは以下になります。
▼ルートはこちら
Cairns > Kuranda > Mareeba > Paddys Green > Mutchilba > Dimbulah > Petford > Almaden > Chillagoe > Rookwood > Wrotham > Gamboola > Highbury > Maramie > Kowanyama
ケアンズから出発し、熱帯雨林のあるキュランダを通り、コーヒー農園で有名なマリーバや農園が続くパディーズ・グリーンやマチルバーを通った後、チリゴーという町を通ったらずっとアウトバックの道が続きます。
道のりとそれぞれの町の特徴
Cairns – ケアンズ
ケアンズの中心街はレストラン、ホテル、水族館などが立ち並んでおり、またところどころにヤシの木があったりと南国の雰囲気です。
長いドライブの前にカフェインが必要な人はドライブスルーができるカフェ「Zarrafas’ coffee」に寄ってもいいかもです!私の彼はカフェイン中毒なので寄りました。以下、実際の写真です。
途中にバロン川(Barron river)のある道を通るのですが、ここは2023年12月に起こったサイクローン(台風)の影響で冠水したことがあるので、大雨時は冠水しやすいエリアです。
Kuranda – キュランダ
キュランダは、世界遺産の熱帯雨林のある場所です。
キュランダの道のりは、山道で少し細くグネグネしているので注意が必要です。
特に雨の日は道路が滑りやすくなり、事故が起こりやすいエリアです。
サイクローン(台風)の影響で土砂崩れが起こった関係で、途中道路が工事中で一方通行になります。(2024年10月現在)
(ちなみに途中、カンガルーの標識が見られますが、過去2回通った経験からキュランダではカンガルーはみたことないです。)
Mareeba – マリーバ
マリーバはコーヒー農園やマンゴーなどの農業で有名なところです。
マリーバの道を通ると所々農園が広がっています。
ここにあるコーヒー農園の『ジェイクス・コーヒープランテーション』はマリーバの中でも大きなコーヒー農園でここには売店があったりツアーもあるようです。
マリーバの中心街ではショッピングセンターやレストランが多くあるので、もし何か買い物が必要な場合はここで済ませておくといいかなと思います。
マックもあるのでお急ぎの方はドライブスルーを利用してもいいと思います。
Paddys GreenからMutchilba (パディーズ・グリーンからマチルバー)
ここからマチルバーあたりまで、広大な農園が広がります。私が10月下旬にドライブした時にはマンゴーの実がたくさん見られました。
他にも、バナナやライムなどのトロピカルフルーツが育てられているそうです。シーズンになると多くのワーホリなどの季節労働者が集まるようです。
いろんな果物の木がズラーと並んでいてとても綺麗でした!
Petford – ペットフォード
ここはかつて鉱業で栄えていたところで、金や銅が採れていた場所らしいです。(現在は鉱物資源が枯渇し、鉱山は閉鎖されています。)なので周りを見渡すと大きな山々があります!
今では主に牧畜や農業がこの地域の主要産業となっているところだそうで、たまに牛さんがみられます。
周りを見渡すと大きな山々があって、迫力あります。
Almaden – アルマデン
ここも、かつて鉱業で一時栄えたところらしく、主に銅の採掘が行われていたそうです。
だんだんと赤土のところが増えていき、途中に補正されていない砂利道があります。
Chillagoe – チリゴー(チラゴー)
ここがガソリン補充の最後の場所となります。値段は$2.5/Lでした(2024年10月現在)。都市部のガソリンスタンドと比較して少し高めになります。
公共トイレもこのガソリンスタンドの裏側と、町役場の後ろにあります。
Chillago以降は本当に何もないので、ここでトイレ休憩や軽食をとっておくといいと思います。
Rookwood – ルックウッド
Rookwoodではところどころに巨大な黒い岩がみられます!
Chillagoeを過ぎると、ここからはインターネットもつながりません。
私たちは念の為に電波がなくてもサテライトで通信できるデバイスZoleoを購入しました。(日本ではサービスを行っていないようです。)
Zoleo詳細はこちら (オーストラリア在住者向け)
Wrotham から Kowanyama (ウータムからコワニャマ)
ここからはひたすらアウトバックが続きます。
アウトバックの砂利道は少しゆれます。そして向かい側の車が通ると砂埃がまって前が見えなくなります。向かい側の車のスピードが早いほど多くの砂が舞います。
途中、川の道が3回ほどありました。下りと上りがボコボコしているところが多いです。
このアウトバックの道のりは牛がたくさんいます。牛さんはカンガルーと違って急に飛び込んだりせずに、車が近づくと小走りで横切ってくれるのでそこまでぶつかる心配はないです。
Kowanyamaに近づくにつれてワラビーやカンガルーが飛び出てきます。
特にワラビーがたくさんいて、道にたくさんお亡くなりになられています(泣)
ちなみにカンガルーやワラビーは夜行性で夕方あたりから活発になるそうなので要注意です。夜は蛍光灯などなく真っ暗なため、ぶつかるリスク高めです。
Kowanyama付近で緑のロリキートや桃色インコなども見れました。
実際にかかった時間
2回このルートを行ったことがあるのですが、私たちの場合平均8時間かかりました。キュランダで工事中の部分で一時停止があるので、そこでどれくらい混んでいるかによって変わってくるかなと思います。
ドライブの感想
以上、ケアンズからコワニャマまでのドライブ様子をシェアしました。アウトバックの道のりは意外にも補正されており、思ったよりも苦ではなかったです。
特に、農園の景色や壮大な自然を動き回る野生の動物との予期せぬ出会いはとても刺激的でした!Youtube動画の方には実際に出会った動物を最後の方に載せているので興味のある方はご覧ください。
これからケアンズから北西あたりをドライブする予定の人やオーストラリアの田舎に興味のある人などの参考になれていたら幸いです。
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