オーストラリアの大半を占める「アウトバック」って?

私はオーストラリアのアウトバックエリア付近に引っ越すことになり、
「アウトバックって具体的に何?」
「オーストラリア面積のどれくらい占めるの?」
などと疑問に思ったのでまとめてみました。

実際に私がアウトバックをドライブした際の経験も含めてご紹介します。

アウトバックに興味のある人の参考になれば幸いです。

目次

アウトバックとは?

アウトバックドライブで実際に撮影した写真

オーストラリアの「アウトバック」とは、都市部から離れた広大な内陸地域を指し、砂漠、乾燥地帯、半乾燥地帯が広がっています。気候は非常に乾燥しており、暑い時で40度を超えることもあります。

オーストラリア総面積の何%がアウトバック?

アウトバックはなんとオーストラリア全体の約70%を占めています。

ほとんど人が住んでおらず、人が住んでいるのは以下の図の白いエリアだといわれています。

どれくらいの人口が住んでいる?

オーストラリア面積の大部分を占めるのにも関わらず、アウトバックにはオーストラリア総人口の約5%しか住んでいないとのことです。

住んでいるのは、主に先住民アボリジニーや牧場経営者です。

実際に私がアウトバックをドライブした際は、牛を放し飼いにして育てる放牧が行われていました。

アウトバックドライブ時に撮った牛さんたち

また、私が住むコワニャマも先住民アボリジニーのコミュニティです。

アウトバックの動物や植物

アウトバックには、カンガルーやエミュー(飛べない巨大な鳥)、ディンゴ(柴犬みたいだけど凶暴な犬)といった動物や、生息し、固有の植物も多く存在します。植物は特に、乾燥に強いユーカリやアカシアが見られます。

私がアウトバックドライブした時には、エミュー、ワラビー、巨大なトカゲ、色鮮やかな鳥、巨大な鳥、野生の牛や豚、馬に出会いました。(最後に載せているYoutubeにまとめています。)

なぜ土が赤くなる?

アウトバックの土が赤いのは、土に含まれる鉄分が酸化することが原因とのことです。金属が錆びて茶色くなるのと同じ現象です。

特に乾燥したエリアでは、鉄分が水に溶けることなく土壌に残るので、酸化が進んで赤土が広がっていくみたいです。

アウトバックの人気観光スポット

観光としてアウトバックに行くならどこがいいのか、人気観光スポット3選をご紹介します。

ウルル(エアーズロック)

日本人観光客にも人気なのが「ウルル」(別名:エアーズロック)です。世界遺産に登録されている巨岩で、よくガイドブックなどにも乗っている場所です。

私はまだ行ったことないのですが、実際行った友達は「日の出や日没の時間帯には岩の色が変わるのが綺麗だった!」と言っていました。

キングスキャニオン

ウルルの少し北にあるのが「キングスキャニオン」。

美しい峡谷で、ハイキングやトレッキングに最適な場所だそうです。

クーバーペディ

南オーストラリアにあるクーパーペディは、なんとアウトバックの地下に掘られた住宅「ダグアウツ」というものがあるそうです。観光客向けにダグアウツに滞在できるホテルなんかもあるそうです。

また、有名なオパール採掘の町としても知られています。

アウトバックを鉄道でも観光できる

私がケアンズからアウトバックをドライブしている時にRailwayという標識見つけたのですが、貨物列車の他にも観光列車Savannahlanderという列車が通るそうです。ケアンズ近郊発でアウトバック風景を楽しめるものがあります。

4日間のツアーや数時間プランなどがあるみたいです。気になる方はSavannahlanderの公式サイトをご覧ください。

まとめ

以上、オーストラリアの田舎「アウトバック」についてまとめました。

アウトバックでは、オーストラリアの都市部に住んでいるとなかなか見られない広大な自然やユニークな動物にあふれています。

私自身、過去2年はオーストラリアの都市部に住んでいたので、引っ越しを機にアウトバックをドライブした際は、大量の鳥の群れや自由に動き回る牛を見て「アウトバックってこんなに壮大で動物もめっちゃワイルド!」と感動しました。

ケアンズからアウトバックにドライブした際の様子をYouTubeにまとめています。気になる方はぜひご覧下さい。

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