オーストラリアのシンボル的存在、Cockatoo(キバタン)ってどんな鳥?

オーストラリアに来たら、一度は目にするであろう鳥がコカトゥー(Cockatoo)です。コカトゥーはオウム科の鳥でオーストラリアやニューギニア島の南部やインドネシアの一部の島々で見ることができます。

「好きな鳥は?」ときかれたら、Cockatooと答えるくらい、オーストラリアに住み始めてから好きになった鳥です。

Cocatooにはいろんな種類がいるのですが、特に白い羽毛に黄色い冠羽(鳥の羽でできた冠)が特徴的なスルファークレストコカトゥー(Sulphur-crested Cockatoo)(日本語名:キバタン)は、オーストラリアの都会から郊外までどこでも見かけます。

ぼくがそのキバタン(Sulphur-crested Cockatoo)だよ

特に私がケアンズに住んでいた際は、よく見かけました。

今回はそのキバタンについて簡単に説明していきます!

目次

キバタンの外見

まず、キバタンといえば、真っ白な羽に鮮やかな黄色の冠羽(鳥の羽でできた冠)が特徴です。飛び降りたときや、興奮したりしたとき黄色い冠羽が開くのですが、それがなんともエレガント!笑

オーストラリアの公園や自然の中で、群れで飛んでいるキバタンを見かけると、歩き方や動きがゆるキャラ感あって可愛いんです!!

キバタンの鳴き声

そして、キバタンはとても大きな声で「アーアー」と鳴きます。響きわたる声なので、この声を聞いたら「あ!キバタンいる!」ってわかります笑

この鳴き声は彼らのコミュニケーションの一部で、群れの仲間に自分の居場所を知らせたり、警戒心を表現したりするために使われているそうです。

キバタンの性格や特性

好奇心旺盛で知的

キバタンはとても好奇心旺盛で賢い鳥です。オウムやインコほど会話能力は高くないとされていますが、トレーニングをすると人間の言葉を覚えたり、さまざまなトリックを習得したりすることができるそうです。(私は野生のキバタンしか見たことなく人間の言葉を話すキバタンは見たことないのですが)

社交的

また、社交性も高く、群れを作って生活し、ペアや家族との絆が強いのも特徴です。

公園ではよくキバタンの集会を見ることができます。以下、ケアンズで見たキバタンの集会です。

何やら集まって会議をしているように見えますね笑

一夫一妻制

キバタンは一夫一妻制で、つがいは長期間維持されることが多いです。両親で協力して卵を温め、雛を育てます

キバタンの寿命

もう一つ重要なのが、キバタンの寿命です。彼らは非常に長生きする鳥で、なんと50年以上生きることもあるそうです!飼育下で100歳を超えたという記録もあるそうです…!人間並みです。

キバタンの寿命は他の平均的な鳥と比べても、はるかに長いです。

キバタンは何を食べる?

キバタンは雑食性で、主に以下のものを食べます:

  • 種子(特にユーカリの種子)
  • 果実
  • 昆虫やその幼虫
  • 球根

強力なくちばしを持っていて、堅い種子や木の皮などを裂くことができます。

公園でよく、くちばしでツンツンしているのを見ます。(めちゃかわ)

以下、ツンツンしている様子の動画です。

生息地

自然生息地

キバタン(Sulphur-crested Cockatoo)は、主にオーストラリアに生息する鳥です。その分布域は以下の通りです:

  • オーストラリア北部および東部
  • タスマニア島
  • ニューギニア南部の一部
  • インドネシアの一部の島々

適応する環境

  • ユーカリの森林
  • 熱帯雨林の縁
  • 農地や都市部の公園

オーストラリアの都市環境でも適応するので、シドニーやメルボルンなどの大都市でも頻繁に見かけることができるそうです。ちなみに私はケアンズとブリスベンの都市部に住んだことがあるのですが、ブリスベンの都市部ではあまり見かけませんでした。

キバタンに遭遇するとなんかラッキーな気分

以上、私の大好きな鳥である「キバタン(Cockatoo)」について紹介してきました。

ケアンズではキバタンの群れをよく見かけるたびに、なんかホッコリして「今日はラッキーな日だなぁ」と嬉しい気分になったのを思い出します。

(現在は引っ越してしまい、キバタンがあまり見られないので少し寂しいです(泣))

もしオーストラリアに訪れる際は、キバタンを探してみてください。

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